9月6日〔金) 青海島
  5:46 下関  → 長門    7:45     JR   
  7:50 長門  → 仙崎    7:53     JR
  8:40 青海島半周めぐり    9:40  青海島観光汽船(2200-1000=1200円)
       青海島 島内観光   
  14:12 通漁協前→ 長門  14:50   バス(580円)
  15:04 長門  → 小串  16:16   JR
  16:23 小串  → 下関  17:13   JR
  17:19 下関  → 小郡  18:26   JR
  18:28 小郡  → 広島  21:05   JR

●青海島略地図
青海島まっぷ
●青海島観光汽船 http://www6.ocn.ne.jp/~omijima/kankousen.htm 
 早朝に下関を出発し、青海島に向かう。仙崎から汽船乗り場まで、道を間違えたりもしたが、予定通り8:40発の定期船に乗ることが出来た。しかし、一昨日の阿蘇の様に、天候に恵まれることはなかった。港を出発した船は、順調に走っているようにみえたが、外海にに近づくにつれ、次第に状況が怪しくなる。数名の乗客は、すでにキツそうであった。船のガイドは
 「この位の揺れは大した事ありません。」
 などど、強気な発言を繰り返すが、エアポケットに入った飛行機のような揺れが頻発するにつれ、
 「もしかすると、引き返すかもしれません。」
 と、言葉を濁しはじめた。 記念撮影を終えた後、筍岩の付近に近づくと、船長からの放送が入った。
 「本日、海が荒れているため、このより先の航海は危険と思われます。申し訳ありませんが、引き返させて頂きます。」
 乗客の多くが、既にぐったりしていたためか、だれ一人意見しようとしなかった。
 1000円ほど払い戻されたが、何か納得いかなかった。全くもって残念である。しかし、1日ぐらいの天候不順は我慢するべきであろう。2日前は、快晴の阿蘇を見ることが出来たのだから。
 青海島
 左の写真:岩の中腹に「花津浦観音」があるんだけど、解らないだろうなあ。
 右の写真:遊覧船は、ここで記念撮影します。右の岩にカメラマンがいるのが解りますか?そう、その黒ぽちです。

●青海島見て歩き
 当初の予定では、これから秋吉台へ行くつもりであった。しかし、秋吉洞行きのバスが、お昼過ぎまで来ない。(詳しくは、http://www.bochobus.co.jp/ へ)悩んだ末、青海島を歩いて観光することにした。

○王子山公園
 青海大橋を渡って直ぐの所にあります。この先 紫津浦までは、結構距離が有るので(登りもあるでよ!)バスに乗った方がいいでしょう。(バス停でいう 大泊 → 静が浦長門高 の間)
 王子山公園展望台

○西円寺
 この写真は西円寺かなあ? この辺には他にないと思われるのだが。
 
 1694年に向岸寺の讃誉上人が創建し、浄土真宗の根本道場として栄えた。そうな。

★自然研究路
 この道は、青海島のBEST SPOTでしょう。テレビなどにも良く登場する、とても景観の良いところです。この日、海が荒れていた事は、下の写真を見て頂ければ解ると思います。
 自然研究路
 私の写真では、表現しきれません。是非、自分の目で御確認下さい。
 
○鯨墓
 自然研究路から歩くと結構有遠いです。バスがもっと走っていたらいいのですが。
 鯨墓
 鯨墓は、花こう岩でつくられた高さ2.4m、幅0.46mで、墓の背後の空き地には、200年以上にわたって明治時代まで埋葬された鯨の胎児70数体があり、昭和10年12月24日に国の史跡指定を受けたそうな。

○くじら資料館  入館200円
 案内の人に、次のバスの時間を聞いた。すると、後15分ほどで来るという。その次のバスは、更に1時間以上後とのことだった。で、あわてて資料館を見学するはめとなった。
 くじら資料館
 国重要文化財の指定を受けた140点の捕鯨用具のうち、約70点を展示している。また、北浦捕鯨の様子を解りやすく説明したパネル展示等を行っている。のだそうだ。

○行き忘れ
 今日の行き忘れは、改装した仙崎駅舎内にある「みすず舘」入館100円,と「みすず記念館」です。何時か、青海島の船での一周とともに雪辱をはたすつもりです。

●広島へ
 長門から山陽本線へ出るには三通りの電車が考えられる。つまり、下関へ出る山陰本線,厚狭へ出る美弥線,小郡へ出る山口線である。運の悪いことに、長門では、山陰本線に一番早く連絡した。美弥線は、16:13分発であり後一時間は待つ必要がある。
 せっかちな私は何も考えずに山陰本線に乗ってしまった。しかし、考えてみれば目的地は広島である。多少の待ち時間があっても、美弥線の方が早いかもしれない。で、あわてて時刻表を調べると、その考えが正しい事が解った。降りるべきか?、一寸の間悩んだ。そして、その一寸の間に電車のドアは閉ざされた。
 (16:13分長門発の美弥線は、仙崎15:56分発の電車でもあり、何もバスで長門へ来る必要はなかった。途中の仙崎で降りれば良かったのである。バスの中で時刻表を確認する事をさぼったのが敗因であった。この待ち時間があれば、仙崎の観光も出来たのだった。)

●ホテルにて
 此処も以前に入った事のあるカプセルホテル。3件目のカプセルにして、やっと静かな夜を過ごす事が出来た。広島バンザイ!

 Next    →  柳井 江戸時代へタイムスリップ?

 目次へ  →  青春18切符の旅 pt2 「目指せ! 阿蘇山」 
 HOMEへ  →  HOME Document