●Time Scadule

 7:18  小倉  →  博多 8:29    JR 1250円
        博多  →  天神       徒歩
 13時頃 天神  →  太宰府      西鉄 390円 
      府楼前 →  天神       西鉄 330円 

●博多駅

 駅の周りを歩いてみた。すると、「カメラのドイ」が見える。旅行に出てから、初めての「安売りもするカメラ屋」を見つけた。喜んでフィルムを買ったが、しばらく歩いて「ビッグカメラ」も見つけてしまった。そこでは、当然のごとく、さらに安いフィルムを売っていた。
 駅に戻ると、構内に観光案内所が見えた。で、いつものように資料をあさる。当初の予定では、(特に見るべき所はないと思っていたので)今日の所は福岡城付近をうろついて、明日は北九州博覧祭か、壱岐島へでも行こうと思っていた。しかし、壱岐は、予算,日程的にかなりキツい(この後、萩,津和野が控えている。)事が解る。一方、能古島のパンフレットや、太宰府について気になりだした。
 駅を出、周辺の名所を巡りながら、今夜の宿を探した。駅の近くでティッシュをもらう。見ると、カプセルホテル半額の広告である。思わずそのホテルを探した。懸命に探した。けれど、影も形もない。広告をよく見ると、OPENは、来月であった。

●櫛田神社  〔博多歴史館は、拝観料 300円)

 福岡市の総鎮守としては最古の歴史を有す。天正15年時の太閤秀吉公の、博多復興にあたり、現在殿の建立寄進がなされた。そのご神徳は、古来不老長寿・商売繁昌の ”お櫛田さま”としての信仰が篤い。.....そうだ

 神社の近くでカプセルホテルを見つけた。「荷物を置かせてくれるか」聞いてみると、(チェックインの時間にはまだ1時間ほど早いのだが)チェックインOKとの事で即決した。1泊4000円近くの料金であり、カプセルにしては、かなり高級と思う。

●天神

 目標を能古島に定め、さまよっているうちに、天神駅にたどり着く。壱岐を諦めて能古にしたのだが、それでも1時という時間は、これから波止場を探して能古へ行くのには遅すぎる時間に思えた。考えたあげく、能古には明朝行くことにする。何となく、今後の予定に入れていた「北九州博覧会」や、「きらら博」をパスすれば、日程的にもつじつまが合うはずである。「この時間に天神駅に着いたのは、太宰府へ行けというお告げに違いない。」などと勝手な事を考えて、太宰府へ向かった。しかし、後から考えると、この行動は、やっぱり、「お告げ」 だったのかもしれない。

●太宰府

  観光MAP
  

●太宰府天満宮

 学問の神「菅原道真」がまつられている。現在の本殿は重要文化財で1591年の建築である。
   

●九州歴史資料館 9:30〜16:00 入場無料

 太宰府政庁跡で発掘された瓦や木簡類、九州各地から集められた仏像、観音像といった美術工芸品、古墳時代の発掘資料などが常設展示されている。  
   
 入場無料なのに、展示については、かなり立派である。おまけにこの日は「ボランティア」の方がいて、端から丁寧に説明して頂いた。ここには、(全国に3つしかない)国宝 金印のレプリカも、展示されている。もう一つは、福岡博物館。最後の一つは、どこにあるか、解らないそうである。(しかし、まさか、明日、偶然にも残りの2つに巡り合ってしまうとは、誰が予想するだろう。)

●観世音寺

 「源氏物語」にも登場する観世音寺は、斉明天皇追悼のために天智天皇の発願によって建てられた寺だそうだ。
   

●戒壇院

 奈良時代、観世音寺に戒壇院が置かれた。戒壇とは、僧尼として守るべき戒律をさずける所で、ここで戒を受けなければ正式の僧尼とは認められなかったそうである。
  

●太宰府政庁跡

 7世紀後半から奈良,平安時代を通じて九州全体を治めた役所太宰府があったところ。 だそうだ。
   

●水城跡

 664年、唐と新羅の攻撃に備えて築かれた防衛施設である。 そうだ。
   

●筑前国分寺跡

 奈良時代、聖武天皇は、仏に守られた豊かな国をつくるため、全国に国分寺,国分尼寺を建てた。筑前国分寺もそのひとつである。 とのこと。
   

●府楼前

 歩いてみて解ったが、観世音寺以降は、歩いて巡るには大変すぎる。駅前の観光案内所で自転車レンタル(1時間 200円)をやってるそうなので、天満宮,光明禅寺,歴史資料館を回った後は、無理せずに、自転車で巡ることをお薦めする。また、バスという選択技もある。「まほろば号」と呼ばれるバスが、1日乗り放題500円で名所を巡っているそうだ。
 と言うわけで、この駅に着くまでに、かなりの体力を使い果たしてしまった。

●ホテルへ

 西鉄福岡駅(天神)からホテルまでは、少し距離があるが、道中にはたくさんの店等があり、飽きることはない。福岡の雰囲気は、どちらかといえば「東京」に似ており、〔大阪と違って)私の感性に合った。いつか、また来れると良いなあ。

 その夜、ここに連泊することに決めた。明日は土曜であるので、どのホテルも混雑してるであろうし、そうすれば、荷物の移動は必要ない。ここのフロントは親切であるし、なにより、他のホテルを探すのも面倒である。ただ、洗濯物が溜まってしまった。

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