●Time Scadule

     釜山   → 下関  8:30頃    フェリー 
     下関   → 唐戸        バス    190円
       下関港  → 門司港       関門連絡船 270円 
13:00頃  門司港   → 小倉         JR     270円

●下関

 釜山から帰ると、いつもの日本が待っていた。本日の予定は北九州観光である。まずは、門司港観光。門司港までの行程は、JR,フェリー,遊歩道と色々ある。私としては、勿論、海中トンネルを歩いて九州に上陸したかったのだが、協議の結果、フェリーとなった。しかも、下関港まで歩くのが嫌だというので、バスに乗った。(素直にJRで行けば良かったかもしれない。)

●門司港レトロ観光物産館 10:00〜18:00

 「港ハウス」の愛称をもつ、グレーを基調としたレトロ調の建物。 前を素通りした。

●国際友好記念図書館  9:30〜18:00
  

 

 帝政ロシアが中国(大連)に建設した東清鉄道オフィスを、北九州市と台連市の友好都市締結15周年を記念として複製建築したもの。1階はレストラン,2階は中国・東アジアの文献を収蔵した図書館,3階は資料展示室 だそうだ。



●海峡プラザ

 お土産物屋や美術館、レストランなどが雑居している。土産物に興味が無ければ、特に見るところはない。ここで「瓦そばを食べるんだ」と騒がれてしまい、全然お腹は減ってなかったが昼食にさせられた。(11:30頃)入った頃は、ガラガラだったレストランも、出るころには、客が店の外に列をなしていた。我々が席を立つと、ウエイトレスが、早々に片づけに来た。そのおかげで、私は幸運にも「忘れ物」を指摘され、事無きを得たのであった。

   
 奥が、問題の瓦そば 手前は、サザエのつぼ焼き  窓の向こうの橋が開く 

●旧大阪商船      9:00〜17:00

 八角形の塔屋と鮮やかなオレンジ色の外壁が目印。大正6年に建てられた大阪商船門司支店を修復したもので、1階は海峡ロマンホール,2階は海事資料室になっているそうな。やはり、素通りした。(じつは、此れを書いている時点で、すでに記憶に無い)

●旧門司三井クラブ   9:00〜17:00  入館料 100円
 

 大正10年に、三井物産の接客・宿泊施設として建築されたもので、翌年にはアインシュタイン夫妻が宿泊したそうな。

 例えば、単なる古いベットにみえても、アインシュタインが使ったと書いてあるだけで「ハク」がついて見えました。



●門司港駅
 

 大正3年2月1日に旧門司駅として開業。左右対称の駅舎は、ネオ・ルネッサンス様式の木造建築で、昭和63年に、鉄道駅舎では我が国初の重要文化財指定されたそうな。
 中に、観光案内所(9:00〜18:00)もある。

 門司港駅では、この他にも2種類。合計3種類の記念オレカが売られている。


●小倉城 8:45〜18:00  入館料 城、庭園と松本清張記念館とセットで700円

 小倉藩15万石の大名 細川忠興が、慶長7年に築城した名城。慶応2年の小倉戦争で焼失し、今の天守閣は昭和34年に再建されたものだそうな。
  
 「城に入りたい」という私に、彼は言った。
「セットならもっと安い。」
 と言う訳で、この後、小倉城庭園と、松本清張記念館へ行くことになる。

●小倉城庭園 9:00〜18:00 
  勝山公園内の日本庭園を整備したところ。茶道,華道など日本の伝統文化を後々まで伝承しようと「小笠原流法」の祖である小笠原藩の下屋敷を再現して建てられた書院唐は、本格的な木造建築という。

    

●松本清張記念館

 松本清張の生涯を紹介した記念館。再現された東京の仕事場や、3万冊もの蔵書をガラス越しに見ることができる。

    
 予定外の訪館であったが、なかなか楽しめた。清張の成長に合わせた歴史的背景の映像や、「点と線」の映画などが興味深い。清張が撮ったという写真もプロ顔負けです。(清張は、ニコンがお好き?)

●魚町銀天街 駅周辺

   

 駅近くの商店街は、とてもにぎやか。彼は、駅周辺で最後の買い物をし、「ムーンライト山陽」に乗るため、下関を目指した。(次の日が仕事である彼は、疲れを溜めないため、新幹線の指定を取りたかった。しかし、満席であったため、当初の予定であるムーンライト山陽で帰ることとなった。この日の「山陽」は、自由席があるのだ。  さて、彼は、そこで座れたのでしょうか?それは、謎です。)

 彼と別れた後〔19:30頃)、私は宿を決め、再び街へ出た。ロッテリアで半額バーガーを買って、駅前のベンチで食べる。そして、立ち読みをする為、本日最後の目的地「BOOK OFF」へ向かうのであった。

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