◆◆◆ 両国〜越中島 Sep. 24,2003〜
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「相撲が大好き」というわけではありませんが、両国を歩きます。かなり足を延ばして京葉線の越中島まで歩いてしまいましょう。
■ 両国駅
■ 相撲博物館 開舘 10:00〜16:30 土曜・日曜・祭日休舘
国技としての相撲資料の散逸を防ぐため、初代酒井忠正館長の長年にわたる相撲に関する収集品を基礎とし、相撲資料の収集・保管・展示そして、歴史的研究調査を行なっている。昭和29年9月蔵前国技館の開館に伴い移転し現在に至るそうだ。
近くには、さざれ石(君が代のあれです)も展示されていました。
■ 旧安田庭園 開園 9:00〜16:30
この地は元禄4年、当時下野国足利2万石の領主であった本庄因幡守宗資が幕府から拝領して下屋敷を構え、以後、代々本庄家に引き継がれてきたものである。庭園は宗資の築造といわれ、隅田川の水を導いた潮入り回遊式庭園で、規模は小さいが江戸名園の一つに数えられていた。明治維新後に一時、旧備前国岡山藩主池田章政の邸地となり、更に明治24年、安田善次郎の所有となった。
善次郎の没後、その遺志によって大正11年東京市に寄付され、一般に開放されることになったが、翌年9月の大震災により、ほとんど旧態を失った。市は、幸いにして残った地割り石組みを基にして復元に努め、昭和2年7月、市民の庭園として開園した。
昭和42年4月東京都から墨田区に移管になったが、戦後の隅田川の汚濁により池はよごれ、公害等の影響によって樹木が枯れるなど、名園としての面影が失われつつあった。そこで、墨田区が全面改修工事を行い、昭和46年5月、名園といわれた往時の姿を復元した。
■ 横綱町公園
いやあ、でっかい建物でした。
関東大震災による遭難者の霊を供養する慰霊堂は、昭和5年に完成。翌年に復興記念館が建設された。園内には、日本庭園や語りべの広場などがある。
・復興記念館 開舘 9:00〜17:00
古めかしい造りの建物のなかに、時代を思わせる多くの展示があり、一見の価値は あり
です。
東京震災事業協会が大正12年9月1日に発生した関東大震災の惨事を永く後世に伝え、官民協力して首都東京を前にも増して、復興させた当時の大事業を永久に記念するため震災記念堂(現慰霊堂)の附帯設備として建設された。
館内には遭難者の遺品、被害品及び階が、写真等をはじめ、復興事業に関する諸資料を保存展示するとともに、あらたに戦災関係と、一部宮城県沖地震資料を加えて陳列し、広く一般に災害予防二関する知識を普及するために開館されている。
■ 江戸東京博物館 開舘 9:30〜17:30 観覧 600円 http://www.edo-tokyo-museum.or.jp
膨大な資料に圧倒される「資料ありき」の上野の博物館や美術館にくらべると、「テーマありき」で金にあかして造られた博物館という印象。やたら大勢のガイドがおり、親切に説明してくれる。子供には、この位の内容の方が、軽くて良いかもしれないとも思う。
失われつつある江戸東京の歴史遺産を守るとともに、東京の歴史と文化をふりかえることによって、未来の東京を考える博物館として平成5年に開館。豊富な実物資料や複製資料のほか、綿密な調査研究をふまえて復元した大形模型などが展示されている。
■ 両国公園
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幕末海軍の官僚・勝海舟が1823年公園内にあった男谷邸内で生まれたことから石碑が建てられている。 |
■ 大島部屋
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昭和55年に開かれた新部屋。ビルの壁面に大きな手形がデザインされたモダンな構えとなっている。親方は元大関旭国で、モンゴル出身の旭鷲山や旭天鵬がいる。 |
■ 松阪町公園吉良邸跡
この公園は、忠臣蔵で広く知られる、赤穂義士の討入りがあった吉良上野介義央の上屋敷跡です。
その昔、吉良邸は松坂町1,2丁目(現両国2,3丁目)のうち約8400平米を占める広大な屋敷でしたが、年を得て一般民家が建ちならび、いまではその面影もありません。
昭和9年3月地元町会の有志が、遺跡を後世に伝えようと、旧邸跡の一画を購入し史跡公園として東京市に寄付したもので、昭和25年9月墨田区に移管されました。
周囲の石壁は、江戸時代における高家の格式をあらわす海鼠塀長屋門を模した造りで、園内には元吉良邸にあった著名な井戸や稲荷神社などの遺跡があり当時をしのばせております。また、内部の壁面には義士関係の記録や絵画が銅版で展示されています。
■ 回向院
1657年江戸大火(振袖火事)に依る死者十万八千余人を弔うために建立された。鼠小僧次郎吉の墓(写真右)があることで有名。
■ 春日野部屋
親方は、元横綱 栃の海。
■ 江東区芭蕉記念館 開舘 9:15〜16:30 観覧 100円
大正6年の大津波の後、常磐1丁目から「芭蕉遺愛の石の蛙」(伝)が出土し、同10年に東京府はこの地を「芭蕉翁古池の跡」と指定しました。
松尾芭蕉の業績を顕彰するため、江東区はこの地に、昭和56年に芭蕉記念館、平成7年に同分館(下の写真参照)を開館した。
真鍋儀十翁等が寄贈された芭蕉及び俳文学関係の資料を展示するとともに文学活動の場を提供しているとのこと。
・ 芭蕉庵史跡展望庭園
史跡庭園は、隅田川と小名木川に隣接している。四季折々の水辺の風景が楽しめ、芭蕉翁像もある。
■ 清澄公園
清澄庭園の一部が公園として昭和52年に開放されたもの。
■ 清澄庭園
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江戸時代、ここは下総国関宿藩主久世家の下屋敷でしたが、明治11年に三菱財閥の岩崎弥太郎氏が買収し、岩崎別邸として造園されました。大正12年の震災のあと、比較的被害の少なかった東半分の庭園を公園として東京市に寄付しました。全国各地から約60種におよぶ奇岩珍石が集められ、広大な池水を囲んだ大小の島々の配置や涼亭と池のみぎわの美しさは、都内屈指の名園として知られているそうです。
昭和54年 都の名勝第1号指定。 |
■ 江東区深川江戸資料館 開舘 9:30〜17:00 観覧 300円 http://www.baynet.ne.jp/^1-koto/
一言で言えば、良く出来た映画のセット。復元品ではあるが、実際に触れることが出来る所がポイント。
深川の町並みを想定した総合展示では、季節の変化に応じて生活資料や草花、照明・音響の演出を替え、さらに年中行事の展示なども行なっています。
■ 田河水泡・のらくろ舘 開舘 9:00〜21:00
漫画「のらくろ」はの作者・田河水泡は、幼年期から青年期までを江東区で過ごしました。
1998年、ご遺族から作品や書斎机などの遺品が江東区に寄贈されたことをきっかけに、「田河水泡・のらくろ舘」を開館いたしました。とのこと
■ 東京都現代美術館 開舘 10:00〜18:00 常設展 500円 http://www.mot-art-museum.jp
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1995年開館。現代美術の流れのわかる約3800点のコレクションをいかした常設展示。第1部では、世界・日本の戦後美術の歴史をたどり、第二部では、現代美術の多様性をテーマごとに紹介しているそうです。 |
■ 法乗院えんま堂
江戸時代から「深川のえんまさん」として親しまれてきた。えんま堂はハイテクが駆使されており、さい銭を入れると えんま像のお告げが聞けるらしい。
■ 深川不動尊
成田山新勝寺の東京別院。1703年の出張開帳が始まりで、境内には出世稲荷や深川龍神もまつられている。
■ 富岡八幡宮
1627年に開かれ、江戸の庶民に親しまれてきた。境内には横綱力士の石碑や巨人力士の石碑がある。
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