府中    Oct. 5,2003   with FinePix500

■ 府中本町駅
えき

■ 高札場
 法度、掟書、犯罪人の罪状などをしるし、交通の多い市場、辻などに掲げた板札を高札といい、庶民の間に徹底させるためこれら高札を掲げる場所を高札場といった。これらは中世末期からあったが、江戸時代が最も盛んとなり明治3年廃止された。高札場は無年貢地で街道の宿場や村の名主宅前など目立つ場所に普通設置され、江戸には日本橋など6ヶ所の大高札場をはじめ35ヶ所に高札場があったという。
 府中の高札場は、府中市において甲州街道と鎌倉街道の交差する所、大国魂神社御旅所の柵内にあり、屋根を有する札懸けで、これに6枚ぐらいの高札がかけられていたそうだ。


■ 大国魂神社
大国魂神社
 武蔵国府が置かれるさらに500余年前、武蔵国の守り神として大国魂神社を祀ったのが始まりとされる。
 
■ 馬場大門けやき並木
けやき並木
 1062年、源頼義・義家父子が奥州安部一族の乱を平定した帰途に、ケヤキの苗1000本を寄進したことに始まる。徳川家康も関ヶ原、大阪両役の戦勝記念として馬場とケヤキの苗を寄進した。国の天然記念物指定。
 近くには、ミニ博物館もありました。(写真右)

■ 東京競馬場
競馬場
 私は興味ありませんが、競馬場です。場内には、JRA競馬博物館もあります。

■ サントリー武蔵野ビール工場   
案内時間 10:00〜16:00の30分おき http://www.suntory.co.jp/factory
サントリー武蔵野ビール工場
 送迎もあって、工場見学もあって、試飲も出来て全て無料。いたれりつくせりのスポットです。
 送迎は、府中市郷土の森博物館と、分倍河原駅から出ています。
 
■ 市民健康センター・いこいの森
市民健康センター
 都電600型(写真左上)D51-296(写真右上)などが展示されているだけでなく、ゴーカート場(小3〜中学生までしか乗れないが、1周50円と格安)まである交通遊園,総合体育館,芝生広場(写真左下)などが隣接している。

■ 府中市郷土の森博物館   
開館 9:00〜17:00 入場 200円 http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/
 入場料が安いので、直ぐに見終わると思ったら大違い。結構な量の展示でした。久々に見たプラネタリウムも良かったです。
府中市郷土の森博物館
 「江戸東京たてもの園」ほどではないけれど、結構な数の歴史的な建物が建ち並んでいます。公園がある分、こちらの方がファミリー向けかもしれません。また、本館には、プラネタリウムを併設した常設展示場もあるので、色々な楽しみを味わえると思います。

■ 新田川緑道
緑道
 分倍河原古戦場碑まで続く緑道です。しょうぶ池(写真左)では、蛍を飼育しているようです。
(看板案内に蛍マークがありました。詳細は不明。)

■ 分倍河原古戦場碑
 1274年、弘安の役を経験した頃、北条執権政治は根底からゆるぎ御家人救済の方法として徳政令を発布したが、これがかえって政権破滅の速度を早めた。1333年5月、新田義貞は執権北条高時を鎌倉に攻めるため、上野、武蔵、越後の兵を率いて上野国新田庄から一路南下し、所沢地方の小手指ケ原で北条方の副将長崎高重、桜田貞国を破り、さらに、久米川戦で優勢にたった。北条方は分倍に陣を敷き、北条泰家を総師として新田勢を迎撃した。新田勢は破れて所沢方面に逃れたが、この時武蔵国分寺は新田勢のために焼失させられたという。その夜、新田勢に三浦義勝をはじめ相模の豪族が多く協力し、16日来明再び分倍の北条氏を急襲し、これを破って一路鎌倉を攻め22日に鎌倉幕府は滅亡した。


■ 分倍河原駅

駅
 分倍河原駅のロータリーには、新田義政の像もあります。

■ おまけ 府中の森公園
府中の森公園
・府中市美術館〔写真右下)   開館 10:00〜17:00 常設展 200円 http://www.art.city.fuchu.tokyo.jp
 「生活と美術=美と結びついた暮らし」を目刺し、日本の近代から現代にいたる絵画を中心に展示しているそうです。



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