TOUCH BOND 使って見い! 途中報告!
(0)前略 皆さまへ
あの素敵なコマーシャル見ました? あんな宣伝されたら、誰だって欲しくなっちゃいますよね。でも当時、お店では売ってませんでした。(最近は、ちらほら見かけます)しかも、3本も要らないですよね。
数ヶ月の思案の後、つい、電話(初めての通販)をしちゃったんですが.....。 中略
実は、本頁の制作にあたり測定方法を考えているんですが、まだ煮詰まってません。やっぱり、”ショッパー引張試験機”が一番かしら。 そうそう(草々)
![]() 通販の3本組と、その箱 |
マッチョな人が... 最近はお店でも見かけます |
(2)装置
予備実験として手で引っ張ってみた。本番用には、適当なモノを物色中。当分お待ち下さい。
(3)方法
タッチボンドで接着した継ぎ目と、ミシン縫いの継ぎ目を直列に配置し、両端を手で引っ張る。
ボンド接着面が黄色っぽくなっているのが良くわかる
(4)結果
うーん タッチボンドの勝ち! ではなかった。
おかしい! 予想に反し、ボンドで接着した方が先に外れた。接着方法が良くなかったのか?
一般に、ゴム系の接着剤は「接着時に圧力をかけること」が大切だと知られている。(説明書にも20〜30分押し当てると書いてある。)そこで、接着時の圧着を強くして再トライすると、接着強度がずいぶん強くなった。(かなり思いっきり引っ張らないと外れない。)ミシン縫いには及ばないが、実用上十分そうな強度である。
以上の予備実験をもとに、接着方法と測定方法を見直し、再度調査する予定。 (目標の結果を得るまで、当分お待ち下さい。)
(5)考察 と言うか使用感というか
・このボンドは薄手の生地には向きません。ボンドが表まで染み出てしまい、色が付きます。(固まると輪ゴムの色になる)
・下手に接着すると、必要な接着強度が得られません。
・例えば「裾上げ」などは、直ぐに出来ます。しかし、使い道は思ったほどありませんでした。
・こんなに沢山〔3本)使い切れません。
(6)説明書より、注意事項を抜粋
・まず初めに、とも布を使い目立たない場所で必ず1〜2回試し練習してください。万一しくじって、シミや、はみ出しができると水で洗っても剥がすことは出来ません。
・春、夏ものなど薄手の布地には使用しないでください。
・タッチボンドは指先で手早く片面だけに付けてください。
(ただし厚手の布地の場合は、両面にやや多めに付けます)
・修繕は、どんな場合でも布地のウラ側に付けること。付けたところが乾かないうちに手早く貼り合わせます。
・ビニール,ナイロンは接着出来ません。
この様に、色々と重要事項が記載されています。使用する時は、十分に注意が必要ですね。
))解説((
画期的利便性と驚異の接着力を武器に、テレビコマーシャルを賑わした「タッチボンド」。しかし、当時は通販でしか扱っていなかった。値段は、(冒頭の写真の通り)3本セットで4980円。ただし、配送料と消費税は別物なので、総額は6174円にも及んだ。
注: 本実験はまだ途中ですが、他のアップが貯まってしまったので、ついでにアップしてしまいました。
(7)次回予告
次は、充電ダブラーだ! (あくまで、予定です)
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