●ホテル

 仮眠所付きサウナを出、今晩の宿を探す。とりあえず、時刻表に宣伝されているビジネスホテルへ行った。
 フロントに、今晩泊まれるか訪ねる。彼は面倒くさそうにチェックして
 「和室なら一部屋ある。」
 と答える。他を探すのも面倒だったので此処へ泊まる事にした。

●観光案内所

 駅の2階に観光案内所を見つけた。予定外の京都なだけに、かなりの参考になる事を期待して入ったのだが、思ったより役に立つ資料は無かった。ここで、バス乗り放題の宣伝を見つけたが、何だかよく解らない。で、バスの案内所に行ってみる。
 しかし、案内所で説明されても、よく解らなかった。
 「バスでの観光は、便利である」までは理解できた。しかし、そのルートは複雑で、乗り方が理解できない。もらったバスマップは、私には非常に解りずらかった。
 (左の写真は市バス1日乗り放題のカードである。バスの案内所で購入した。)
 説明を聞いても、何が何だか分からなかったが、銀閣寺行きのバスがもうすぐ出発するとのことなので、そのバスの乗り場の場所だけ聞いて案内所を出た。


●銀閣寺

 足利義政が1842年に造営した山荘”東山殿”を開山した名刹。 ですって。
 
 京都駅から100番のバスに乗り、銀閣寺前で降りる。此処から金閣寺へは、哲学の道を歩き、銀閣寺道バス停から102番のバスに乗ればよい。(金閣寺道下車)
 休憩がてら、カメラの準備をして席をたつと、一人の男の人(気功の先生だそうだ)に呼び止められた。親切にも、財布の置き忘れを指摘してくれたのだ。さらにこの後、金閣寺,竜安寺...と、観光案内までして頂いた。

●金閣寺

 足利義満が1397年西園寺家の山荘を譲り受けた隠居所。 だそうだ。 

 竜安寺へは、金閣寺道から59番のバスに乗る。(竜安寺前下車)

●竜安寺

 この庭は、禅の極致を表現した永遠に新しい庭といわれ、時間、空間を越えて、静かに心眼をひらき自問、自答するにふさわしい庭といえよう。 チケット裏面より。
 
 突然、観光ツアーの団体がやって来て、ガイドさんが大声で説明を始めた。そして最後に
 「静かにご観覧の所、お騒がせして申し訳ありませんでした。」
 といって去っていった。 とんでもない。タダで説明が聞けて、得した気分でした。

●大覚寺 

 嵯峨天皇の離宮を寺に改めたもの。映画の撮影場所などで有名である。
 
 竜安寺から大覚寺までの道のりは遠い。バスは山越までしか来ておらず、後はひたすら歩く。バスで乗りあわせたおじいさんが、親切にも大覚寺まで案内してくれた。
 残念ながら、着いたときは既に閉門していた竜安寺。桂内を見ることこそ出来なかったが、周りの景色が見れただけでも来た甲斐があったと思う。

 (ちなみに、大覚寺から京都駅までは28番のバス一本である。ただし、大覚寺→嵐山間は、”市バス専用一日乗車カード”の範囲外で、別料金となる。)
 この後、京都駅で気功の先生と別れる。有り難う御座いました。

●あだち充展
 観光案内所で割引券を見つけたので、つい、行ってしまった。で、この後本願寺まで行くも、既に門は閉められていた。

●ホテル

 今旅行中、Worst 1の宿といえば、ここである。宣伝の値段よりも千円以上高いし、フロントの態度の悪さは一級品である。鍵をもらい部屋へ入ると、部屋の狭さもtopクラスであった。
 フロントで預けた荷物は、部屋の中に置いてあった。その中に、傘と紙袋があったのだが、無神経な従業員は、傘を紙袋に、無造作に、突っ込んでいた。おかげで、折れ曲がらないように気をつけて運んでいたPicture が、厚紙もろとも、ひん曲がっていた。

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